2012/11/29

Rembrandt Huis etc.|Amsterdam

レンブラントの家の「美術陳列室」をもう一度見たくて、二度目の訪問です。当時の芸術家は、デッサンの練習素材や制作の小道具として彫刻作品や珍しい貝などを集めていました。とりわけレンブラントは絵画に版画、武具、彫像、貝や骨などの自然物を大量に所有していたことで知られています。制作のために必要となる資料を集めるのは現代のデザイナーも同じですね。

2011年に「着想のユートピア Curatorial Library」という展覧会を企画して以降、現代における驚異の部屋Cabinet of Wonderの在り方とコレクションという行為について考え続けていますが、デザイナーたちこそ現代の「驚異の部屋」の継承者ではないだろうかと思います。

レンブラントの家を見た後は、エルミタージュ美術館の分館をざっと見て、運河沿いを散歩しながらショップ巡りでした。オランダはここまで。今夜、コペンハーゲンに空路で移動します。

Rembrandt Huis外観。

Art Cabinet


Hermitageの分館です。撮影禁止でしたので正面のみ。